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2017年6月21日

久しぶりに書き込みます。
今年で私の父は卒寿、私自身は還暦を迎えます。

父が初めて私から歯の治療を受けたのは、平成8年 69歳の頃
それまでは、歯科医院を受診する事はほとんどありませんでした。
当然、歯医者の「ありがたみ」を認識した事はありません。今ですら微妙・・・
平成26年には初めて1本抜歯しましたが、90歳を迎えた今も27本残っています。

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奥歯はすり減って象牙質がむき出しですが、詰め物もほとんどありません。

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父の遺伝子おかげか、私自身も詰め物だけで済んでいます。感謝♪

2015年8月10日

入れ歯を作るのに、骨の瘤がじゃまになる事があります。当院でも除去しますが、今回は強大すぎるので東京医科大学の近津教授にお願いしました。

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流石に見事なお手並みで、具合よく入れ歯を作る事が出来ました。

2015年2月11日

ストレス社会を反映して、経営者・受験生・育児に追われるお母さん方に顎関節症の患者さんが増えています。昔は、かみ合わせや関節円盤に原因を求めていましたが、この5年ほど前より、「トゥースコンタクティングハビット」という概念が広がりました。下顎角の少し上あたりに指を添えて噛みしめると、このあたりの筋肉が緊張して盛り上がるのが良く分かります。これが持続することで陥った、胸鎖乳突筋や僧帽筋あたりまでを巻き込んだ筋・筋膜性疼痛症候群である場合が多いようです。噛みしめ続ける癖を止めなければいけません。
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左上の写真で、犬歯の先端がえぐれているのが分かるでしょうか?右上の写真のように下の歯と合わせてみると、寸分の隙間もなく噛みあいます。カミソリノの刃も入らない接合で有名な、インカのピラミッドの石組みを彷彿とさせます。歯ぎしり・食いしばりは、私の修復作品を破壊する恐ろしい強敵です 。

2015年1月 6日

ピンクポーセレンを久しぶりにやりました。歯肉が退縮して歯が長く見えてしまう場合、ピンク色の陶材を併用した被せ物で審美を改善する方法です。技工士さんが、良い具合に焼き上げてくれました。

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ついでに、出番の少ないテクニック(適応症例が稀)を紹介しましょう。ポスト4.JPG  

私が卒後に在籍した歯科第2補綴教室(通称クラウンブリッジ)は、技能スペシャリストの匠集団でした。御典医になられた先生に当時教わった兼松式除去鉗子は重宝しています。しっかりした金属ポストを引き抜くにはかなりのコツが必要で、簡単には使いこなせません。うまく使えれば、根切ではなく根管治療の道が開けます。兼松.JPG

師匠に指導して頂いたピンレッジも、消えゆく技術です。かなり前に器材も製造中止となったので、手持ちのセットを使い切ったらおしまいです。最小限の切削で十分な強度を得られますが、適応できるのは麻酔なしで形成出来る歯髄が退縮した高齢者に限られます。ドリル・印象用のピン・鋳接用のピンが規格化されています。
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歯科医は詰め物屋ではありません、私はお口の中の建築家のつもりです。患者さんに「詰めといて」と言われると、少し空しい・・・・・

2014年12月16日

生え代わる大人の歯が正常に生えてくるように願って、上の乳歯は床下へ下の乳歯は屋根の上に放り投げる風習があります。今は余り流行らないようですね。先日来院した患者さんが、抜いた乳歯を保存しているケースを見せてくれました。今は8本分ですが、20本全部揃った暁には何かご褒美をあげないと・・・
一本は保存中に欠けたのか、少し小さくなっていたのが残念でした♪
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お母さんの了解を頂いて、お子さんの記念写真も掲載しました。照れ臭かったのか、少し表情が硬いな・・・
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2014年12月 1日

重度の指しゃぶりが止められないと、出っ歯になるだけでなく上顎の骨(歯が生えている土手の部分)も変形することがあります。絵本を読みながら悪癖の結末を理解させたり、指が出ないように手に靴下をはめたり、カラシを指に塗ったり、様々な方法が試みられていますが、スタッフが面白いものを見つけてくれました。
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スイス製の「バイターストップ」、爪のトップコートです。一度塗ると、3日間程は舐めるたびに強力な苦みを感じるようです。手軽で効果てきめん、楽天で売っています。
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2013年11月 5日

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今月で、歯科衛生士が交代しました。今までの「石塚」は出産予定のため、3年前まで在籍し育児休暇中となっていた「黒後」が復帰しました。育児・家事をこなしながらの仕事ですので、私共も支援してまいります。

 川口市も「待機児童ゼロ」を実現して、女性の職場復帰を支援する体制を更に拡充してほしいものです。今年の4月より4・5歳児に対するフッ化物洗口を始めた市営保育所に、お子さんを預けられるようになればよいのですが・・・

2012年12月 1日

画像私も長年「いびき」のため、家内や旅行先での同室の仲間に迷惑を掛けてきました。「いびき」は鼻腔・咽頭部の異常や睡眠時の舌根沈下による気道狭窄により起こります。これが重度になると睡眠時無呼吸症候群となり、完全に閉塞しているとき(無呼吸時)は、「いびき」も止まります。睡眠障害は重大事故を引き起こすこともあり、軽んじてはいけません。医科でSAS検査を受け、舌根沈下による軽度の睡眠時無呼吸症候群との診断を受けた方には、母校の「いびき無呼吸歯科外来」でも採用されている「中川式スリープ・スプリントⓇ」を作製します。但し、下顎の後退を支える歯牙に問題があれば、適応できない場合があります。

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川口市でSAS検査を受けれるのは、済生会川口総合病院、吉田クリニック、朝日中央診療所、丸山クリニックなど。医科での診断がない場合は、保険の10割分を負担していただきます。

家内の感覚としての評価ですが、この装置で私自身の「いびき」も1/10程に軽減できたようです。

2012年10月23日

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犬歯は頭も根も他の歯より長いため、成長に時間がかかり埋伏しやすい傾向があります。なぜ上顎に多いのかは、不明です。中学生前後の良い時期に気づけた場合、埋伏犬歯を積極的に引きづり出します。埋もれている位置によっては探し出すのと止血が厄介ですが、ブラケット(ワイヤーを引っかける取っ掛り)を固定できれば、後は順調です。

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2011年3月 9日

歯根が細菌で汚染されている場合は、感染根管治療をします。膿の袋が出来てしまったり、神経が根尖で複雑に枝分かれしていたり、亀裂が入ったりしている場合は、不良な根尖と病巣を外科的に切除しなければならない場合があります。あくまでも、最後の手段です。
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画像左上が術前、根尖の黒い部分がこれだけはっきり映っている場合は、唇側から口蓋側まで骨欠損がトンネル様に貫通しています。
右上が術後2ヶ月、黒かった部分は薄くなっているので骨が順調に回復しているのが分かります。

2010年9月 1日

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本来なら大学病院の顎顔面補綴に紹介するケースですが、高齢者のため当院で引き受けました。上顎癌のオペをされたので、口腔と鼻腔が交通しています。飲食の問題も然る事ながら、このままでは発音が不明瞭です。そこを塞ぐため、義歯に円筒状の凸部を付随させています。滅多に手がけるケースではなかったので、装着後も微調整を3回ほど要しました。
患者さんのクオリティー・オブ・ライフを高める一助を担え、自分の仕事の意義を再認識しました。

2010年8月17日

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諸々の忙しさにかまけて、サボっておりましたが、久しぶりに更新します。

7年ほど前は部分義歯だった患者さんですが、インド~ベトナムへと長らく単身赴任されて、ストレスで歯周病が進んだようです。インドでは止む無く総義歯を作られたのですが、それは「岩の様」で我慢できなかったそうです。たまに帰国されるも、毎回応急処置しか出来ません。今回は最小限必要な期間滞在するからと、スケジュール調整を国際電話で何回かやりとりしました。突貫治療(上下の義歯印象・咬合採得・人工歯配列試適・義歯装着を9日間で4回の通院)で、無事出国されました。調整のために予備日を1日を設けましたが、珍しく当日調整のみで良好でした。大変感謝されて歯医者冥利につきましたが、「岩の様な入れ歯」がどのような物であったのかが、気になって仕方ありません。

2009年8月10日

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最近はお子さんの虫歯が減っているので作る機会が少なくなりましたが、左はリンガルアーチ・右はクラウンループです。乳歯が早期喪失し、そこに永久歯が萌出するまで数年必要な場合、そのままでは後方の歯がずれてしまいます。歯並びが崩れないようにするため、永久歯が萌出するスペースを維持するための様々な装置があります。小児用の「入れ歯」が必要な場合もあります。但し、これらは健康保険適用外です。

2009年7月25日

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最近「味噌っ歯」は見かけなくなりましたが、重度の乳前歯の虫歯もCRジャケット冠(保険適用)で綺麗になります。透明の型枠を合わせるのにコツが必要ですが、神経をいじらなければ即日完治です。永久歯でも破折の程度によっては、同じような型枠を使って修復します。補強のピンをねじ込まないと強度に不安を感じるのは、私が古いタイプの歯医者だからでしょう。
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2009年5月 7日

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画像生まれつき歯が足りない事もあれば、余分に歯が生えてしまう事もあります。上顎前歯部に比較的多く診られますが、他部位でも診られます。
写真では過剰歯の割り込みで永久歯の正中が開いているのが分かりますが、レントゲン写真からはもう1本埋っている歯も確認できます。抜いた2本は乳犬歯ほどの大きさ。萌出方向が逆性ではなかったので、手技としては容易です。当然この後は、矯正も必要となります。

2009年1月17日

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年末に生まれた赤ちゃんを妊娠6ヶ月まで働いてくれた元スタッフが、お披露目に寄ってくれました。彼女にあこがれて、将来歯科医療の仕事をしたいと思ってくれた小学生の患者さんもいます。来院される人々に「やりがいのある仕事」だと感じてもらえるスタッフと、共に仕事ができるのは大変有意義です。
歯科検診を担当している小学校の50周年記念誌に、「児童たちが将来なりたい職業」の寄せ書きがありました。
野球選手・サッカー選手・マンガ家・医者は定番でしょうが、「パティシエ」も多いのには時代を感じます。マスコミでも最近「ワーキングプア」と認定されつつある歯科医は、それでも2名いたのには驚きました。

2008年11月15日

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最近抜くのに1番緊張した、上顎の「親知らず」です。大概の水平埋伏歯は30分以内で抜けますが、この場合は下顎の様に術野を直視出来ないので大変です。上顎洞に押し込む危険がある上、無事抜けても骨が薄いので、口腔と鼻腔が交通してしまうこともあります。こうゆうプレッシャーのかかる時ほど、信頼できる外科器具には助けられます。日本デンタルサプライやオーラスの扱う器具の使い勝手は、別次元です。

2008年9月18日

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生まれつき歯に角が付いている事があります。第1小臼歯だけでなく犬歯にもそれらしき形態が・・・
これが根尖未完成期に折れると大変やっかいで、歯の神経が簡単に感染してしまいます。虫歯もないのに急に頬が腫れ上がり、皮膚科や小児科を受診したのですが原因が分からず往生された患者さんもいます。残念ながら、感染した神経は除去するしかありません。

2008年9月13日

画像医科には人間ドックがあるように、歯科にも口腔ドックがあります。

口は災いの元と言いますが、万病の元でもあります。摂食・嚥下能力の低下が認知能力低下・誤嚥性肺炎を招く事は、介護の現場では周知の事実です。
唾液の分泌量の減少は、食べ物を飲み込みにくくし、口腔粘膜乾燥による舌痛症や感染症、口臭、上部消化管障害にもつながります。この唾液分泌量と緩衝能(酸を中和する力)、口臭、口腔内軟組織、等の検査を行う口腔ドックは平成20年4月よりスタートしました。川口市国保加入者であれば、行政より助成金も出るので安心です。

2008年7月20日

画像車椅子のまま診療室に入れるようにしてありますが、様々なご事情で通院できない患者さんには往診もします。また、川口・鳩ヶ谷市では概ね65歳以上の通院不可能な市民のために、訪問歯科検診も行われています。食事が取れる口腔環境を維持することを、あきらめないで下さい。
入院先やご自宅での出来る診療は全身状態によっては限られますが、当院を「かかりつけ医」とされてきた患者さんなら口腔内の状態が把握できているので迅速に対応できます。往診用の機材は、歯科医師会で貸し出してもらえるので助かっています。

2008年5月15日

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年に1回、給食の日です。荒川沿いの原町小学校で歯科健診をしてから、お昼に生徒と同じ給食をご馳走になります。ここはセンター給食ではなく自校調理の給食で、平成17年度学校給食文部科学大臣表彰を受けました。他所と食べ比べた事はありませんが、上等です。木曜は大概「麺の日」なのですが、残念ながら今回はパンでした。

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学童の元気な声も心地よい上天気で、荒川の土手を散策する人も多く見受けられました。ゴルフ日和だよな~・・・・・・

2008年5月10日

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ホームホワイトニング後、保険で被せた前歯の色が合わないので自費で被せなおしました。犬歯の色の変化は、左上→右上→左下へと著しいですね。
ホワイトニングのジェルは、「オパールエッセンス」を使用しています。
白くなりすぎたので、滅多に使わない色の陶材が必要になりました。技工所には気の毒だったかな~。

2008年3月18日

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舌が何か変ですが、心配はいりません。上下の歯に圧迫された跡が明瞭についているだけです。
そういえばマスクのゴムの跡も、頬からなかなか消えなくなりました。これも老化現象なのでしょうか?

2008年1月13日

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一生懸命磨きすぎても、いけません。過ぎたるは及ばざるが如し。「水滴りて石を穿つ」ではありませんが、毎日の歯磨きで歯を削ってしまう患者さんは意外と多いものです。
「ハブラシの力加減」に注意して、「研磨剤の粒子が粗くない歯磨剤」を選ぶ事が肝要です。

2007年12月 9日

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歯の長さが不揃いなのも、治す事は出来ます。左から術前・歯冠長延長術後・補綴後の写真です。病気ではないので、保健診療とはなりません。
歯肉を下げるのは比較的易しいのですが、持ち上げるのは至難です。

2007年10月25日

画像少しおしゃれな、歯科材料屋さんの広告です。
すてきな口元は宝石の輝きにも勝り、笑顔をさらに素敵にします。残念ながら毎日使うものなので、その輝きを永続させるのは至難です。

「明眸皓歯=めいぼうこうし」という表現があります。「明眸」とは美しく澄みきった瞳、「皓歯」とは真っ白い歯、目と歯は顔の印象を大きく左右します。
保険治療で必要最小限の治療は出来ますが、クウォリティーの高い治療はそれなりの費用が必要となります。「歯>宝石」の意識を持っていただきたいものです。歯は命と言いますが、「命>歯」ですよね。

2007年8月 1日

久しぶりに移植をしました。抜いた歯の根っこの形に合わせて骨を削るのは、インプラントより難技です。歯根膜が健全なら骨誘導がおこり、歯周組織も回復します。残念ながら歯根完成歯での移植では、殆どの場合歯髄は死にます。この後、根管治療が必要です。すべての経過を診れてはいませんが、10年良好に機能している移植歯もあります。

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2007年7月16日

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月に2回、介護認定審査会に出席します。昼の部の会議なので、天気が良いと川口西口公園でお弁当を食べるのが安らぎのひと時です。
問題があったとはいえ「コムソン」がなくなると、口腔機能改善プログラム(食事・嚥下・発音などのリハビリ)の提供に支障をきたし、歯科医師会での対応を求められています。介護士やケアマネへの道を進む、以前勤めていたスタッツフもいます。脳梗塞で手が不自由になられた患者さんには、家族の方に協力してもらい口腔清掃指導もします。歯科も介護と密接になりつつあります。

2007年6月18日

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歯の神経は取らないに越した事はありません。が、ひどい虫歯にしておきながら、「取らないでくれ!」というのは虫が良すぎます。しかし神経が写真のように複雑な交通をしている場合は、予後不良となる事があります。レントゲンでの予見も至難です。定期的な健診で早期の治療を受け、神経を大切にしましょう。上の写真では神経の部分が造影剤により、緑色になっています。本物の神経は血が通っているので、人間の場合は当然赤色です。

2007年6月15日

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昨日は、アメリカからのお客様とゴルフです。昔は1ドル80円の頃があったのですが、今は円が弱すぎるので直接輸入のメリットは余りありません。歯科材料業者のミスターダン&モス、大学の臨床教授2名、インプラントのスペシャリスト、台湾ハーフの親友を交えて(写真嫌いの私は写っていません)のラウンドでした。またいつか円高になったら、買い付けに行きたいものです。今U.S.オープンが開催されているオークモントC.C.のグリーンフォークを、お土産にいただきました。

2007年5月26日

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たまにですが、見た目と実態がかけ離れている事があります。信頼関係がなく事前のコンセンサスが得られていないと、「すごく削られた!」と思われてしまいます。「抜かれた」とか「削られた」と被害者のように思われるのは、心外で悲しい事です。やむを得ず必要な事をしているだけです。また、当院での治療はあまり麻酔をしません。必要最小限に削りたいので痛みがでるぎりぎりまで探ります。痛くないように気は使いますが、無痛治療ではありません。「少しでも痛いのはイヤ!」とおっしゃる患者さんには、最初から麻酔をします。

2007年3月15日

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13日のTV番組「たけしの本当は怖い家庭の医学」を見て口腔底癌を心配された患者さんが、翌日2人来院されました。写真は下顎隆起という「骨のこぶ」で、個人差があります。心配される患者さんが時々いますが、これは大丈夫です。
先日ゴルフで一緒になった方は、頬の内側の悪性黒色腫の手術をされていました。中々治らない血豆だと思っていたそうです。当院でも連携病院に紹介した患者さんが、数名いらっしゃいます。気になる事は、かかりつけの先生に相談しましょう。

2007年3月 6日

画像シカゴから一時帰国された4歳児の治療を、突貫で行いました。向こうでは全身麻酔と言われ(アメリカでは当たり前の様ですが、リスクもあります)、当院でのレストレーナーによる「みの虫治療」となりました。日本の歯科治療で全身麻酔をする場合は、抑制治療の出来ない障害のある方に対してが主です。
横倒しに生えている親知らずの抜歯はアメリカでは
1000ドル!が相場で、わざわざ抜きに戻られた患者さんも過去2名程いらっしゃいます。日本ならレントゲン撮影も入れて、窓口払いで5千円程でしょう。昨日も賢明な患者さんが、オーストラリアに行くので抜きに来院しました。

2007年2月24日

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治療したことのない無垢な歯でも、割れることがあります。原因は転んでぶつけた場合もあるでしょうが、歯根破折と同じく強大な噛む力の場合もあります。診断に困るのは亀裂です。患者さんは違和感を訴えますが、初期の亀裂は見つけにくく、どの歯かも悩みます。
少し不鮮明な写真ですが左は歯の一部が割れてしまった状態、もう少し根の方まで裂けていたら危ないところでした。右は健全歯に見えたのですが、削ってみると亀裂線を確認できました。
ストレスによる食いしばりは、歯だけでなく歯周組織も破壊します。

2007年2月10日

画像最近は、保険で禁煙指導を受けれるようになりました。川口市の医療機関で禁煙指導を受けられるのは、北條胃腸科外科・川口医療センター等、まだ数箇所です。

新聞にも、「喫煙者は吸わない人より8倍心筋梗塞の危険性が増す。」との記事がありました。癌による日本での死亡数も、肺癌がトップになりつつあります。歯肉の毛細血管の収縮で、歯槽膿漏も増悪します。インプラントのオペ前後も、喫煙患者さんの場合、当然禁煙していただきます。ヤニ取り用の歯磨き粉は、歯自体も傷つけます。歯肉のメラニン沈着も増強されます。これだけ書いても止められる人は、残念ながらごく一部です。

2007年1月28日

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どんなにしっかり治療したつもりでも、トラブルはあります。硬い食べ物が好きだったり、ストレスで食いしばる傾向の強い患者さんは、強大な噛む力で歯の根っこを割ってしまう事があります。竹が真っ二つに裂けるようなものです。(右写真参照) 患者さんもショックでしょうが、私も大ショックです。補綴物(被せ物)に落ち度があればまだしも、こういう場合はお手上げです。
年齢と共に、歯の弾性は少なくなり脆くなります。硬い物はほどほどに、食いしばる傾向の方は、ストレスを溜めないようにしてクッションの効いたマウスピースをいれましょう。

2006年12月28日

画像乳歯が抜けないで、永久歯と重なるように残っていることがあります。カミソリの2枚刃のようなものです。ノリの良いお母さんは「2枚舌でなくってよかったわ~」 うまい事言われます、座布団1枚!
暮れに入れ歯をいれた91歳のおばあさんも「いい女になったわ~」と、鏡を見ながらのたまいました。まだまだお達者です。
追われるように仕事をしていると患者さんと雑談する時間があまり無いのですが、このような楽しい一瞬は、私たちの疲れを吹き飛ばしてくれます。

2006年12月11日

画像ホームページでリンクを張っている「お薬110番」は、他科で処方された薬を調べるのに重宝しています。当院で処方する薬との飲み合わせに問題がないかを確認するだけでなく、口腔内所見が薬の副作用による場合もあるからです。その場合は、主治医の先生の気分を害さないように、薬の変更をお願いしてください。

主な症状として
「口が渇く」「味覚異常」
利尿薬、降圧薬、抗うつ薬、抗リウマチ薬、解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、抗生物質、抗菌薬、抗結核薬、抗てんかん薬、安定剤(マイナートランキライザー)、抗パーキンソン薬、肝臓用剤、その他
「歯肉からの出血」「歯肉増殖」
降圧薬(カルシウム拮抗薬)、抗てんかん薬(フェニトイン)、免疫抑制薬(シクロスポリン)

2006年12月 2日

画像川口市では川口歯科医師会に所属する医療機関が、当番制で日曜・祝祭日の9時~5時まで急患対応をします。
昨年は大晦日を担当し34名の急患初診の対応に追われ、ERのような戦場となりました。今年は、12月10日(日)を担当します。来年に歯の痛みを持ち越さないで、皆様が良い年初を迎えられるように願っております。
休日当番医の情報は、各新聞の埼玉版・川口市広報誌・川口歯科医師会ホームページに掲載されています。

2006年11月24日

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左上のレントゲン写真には乳歯(根が短い)の下に永久歯がありますが、右上の写真にはありません。このように、生え変わる大人の歯が出来ない場合があります。決して特別な異常ではなく、あくまでも「たまたまそうなった」だけです。3人のお子さんに、「先天欠如」を確認した月もあります。
残念ながら永久歯の様には長持ちしませんが、乳歯でも大切に手入れしなければいけません。

2006年11月16日

画像日本は高齢化社会となり、心筋梗塞、不整脈等の心疾患有病者も増加しています。AED(自動体外式徐細動器)は、ER等でよく見る心臓への電気ショックを行う機械です。
今日は地元の川口消防本部にて、公認個別AED講習会がありました。「救急救命」の現場に居合わせた時、救急車が来るまでに何が出来るか、スタッフも含めトレーニングして来ました。

川口市消防本部消防長名の、修了証をいただきました。

2006年10月11日

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今までのオールセラミックは強度の面で問題があり、奥歯のブリッジは写真下のような修復でした。人工股関節にも使われるジルコニアをベースにした「セルコン」でのオールセラミック(写真上)は、強大な咬合力に耐えるので最近採用しました。
前歯は、透明感がより優れた「エンプレス2」での修復となります。
但しいずれの場合も、旧来の治療より多く削る必要があるのが難点です。

2006年8月13日

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先月は3名に4本埋入、1名上部構造セット、今月も2名に2本埋入。インプラントも患者さんにとって、普通の選択肢となってきました。当院では、ストローマン社製ITIインプラントを中心に行っています。昨日は審美的にデリケートな上前歯の埋入なので、大学病院(インプラント外来)の先輩に、出張してもらいました。料金的には、大学病院より安い設定となつています。

2006年7月19日

画像「初めての歯医者さん」は、お子さんにとって怖いイメージではいけません。先日お母さんが「言うこと聞かないと、チックンだからね!」と、子供に言い聞かせ(脅し?)ていました。歯医者はお口の中の「バイキンマン」をやっつける「アンパンマン」のような存在にしておいてください。

溜まった水や削りカスを吸い取るバキュームは「掃除機」、甲高い音で削るタービンは「お風呂のシャワー」と、身近な物のイメージを持てるように説明します。2歳ぐらいでも、平気で治療させてくれるお子さんもいます。

怖がりで恐怖の妄想状態のお子さんや意思の疎通を図れないお子さんで、どうしても治療が必要な場合は、「レストレーナー」というベッド様のもので固定させていただきます(通称 みの虫)。それが安全だからです。緊急性がなければ、フッ化ジアミン銀(通称 進行止め)を塗るだけで定期健診となります。
小さな虫歯のうちに受診していただければ、お子さんも私も、お互いが楽です。

2006年6月 4日

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6月4日は「ムシ歯の日」という事で、歯科医師会主催の行事が全国で行われます。  川口でも市民の口腔の健康意識が高まるように、「歯の健康フェスティバル」が毎年開催されます。乳幼児のフッ素塗布体験から、80歳で20本の歯を残している高齢者の表彰まで、幅広い年齢層の方々に参加していただきます。写真は「ピーターパンと白雪姫」のアトラクションの方々で右端がバイ菌マン、本日も1500名近くの市民が来場されました。詳細は、川口歯科医師会ホームページを御覧下さい。

2006年5月18日

今日は小学校の歯科健診に行ってきました。「早期発見・早期治療」に役立てればと、9時~13時まで約280名の児童を相手に眼を凝らしますが、限度があります。
下の写真では穴もなく虫歯に気がつきません。強い光を当てると、虫歯の所はエナメル質の結晶構造が崩れているので少し濁って見えます。レントゲンで確認すると歯の間に虫歯がしっかりあるのが確認できます。

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学校での歯科健診はあくまでもスクリーニングであり、確定診断をしたのではありません。歯科医院の定期検診は、なるべく受けてください。

2006年4月23日

先週は、理事長杯(ゴルフ)の順々決勝で破れてしまいました。久しぶりの1日2ラウンドプレーのため午後はボロボロ、1ダウンでの負けは心残りでした。
今日は時間があるので、最近解明されてきた、歯の着色の原因を掲載します。
お困りの方はご参考にして下さい。
着色しやすい飲食物・医薬品
1、食品
  お茶/赤ワイン(タンニン)、コーヒー(クロロゲン酸)、大豆食品(イソフラボン)
  ココア・チョコレート(カカオマスポリフェノール)、
  イオウ成分が多く含まれる食物(ネギ/ニンニク/ブロッコリー等)、βカロチン
2、タバコのヤニ(タール)
3、漢方などの経口医薬品
もちろん、歯の表面形状の影響もあります。表面が粗い順は、乳歯>萌出したての永久歯>大人の永久歯。同じものを食べている家族でも、子供のほうが着色しやすいのですね。体には良いとされるポリフェノールやβカロチンも歯には・・・・意外です。
当院では歯の着色に対して、ホームホワイトニングとナノ粒子アパタイトによる表面の細かな傷の修復を行っています。

2006年4月16日

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たまには診療の書き込みも・・・

先日、左下8を右下6部に移植して9年経過した患者さんが来院されました。
歯の移植には、インプラントより様々な制約があります。
レントゲン所見では問題もありますが、機能的には十分満足していただいています。

医療
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渡辺歯科医院 院長 渡辺隆志
渡辺歯科医院
院長 渡辺隆志

【経歴】
昭和58年3月
東京医科歯科大学歯学部卒業

昭和58年4月
第2歯科補綴学教室入局、井上助教授に師事

昭和60年3月
川口ジャスコ・グリーン歯科勤務。口腔外科・小児歯科専門医と共に勤務。
第2歯科保存学教室にも在局、歯周病の研修も深める。

平成 3年4月
渡辺歯科医院開業

平成17年2月
全面リニューアルを行い、院内設備を一新

【所属団体】
東京医科歯科大学歯科同窓会 会員
社団法人川口歯科医師会 会員

十二月田(しわすだ)中学校および南青木保育所の学校歯科医
川口市成人歯科健診、3歳児歯科健診、1歳半歯科健診
寝たきり高齢者訪問歯科健診などの受託医療機関

【病診連携について】
当院が目指しているのは、オールマイティーな歯科診療です。地域病院の口腔外科・金属アレルギー・インプラント・矯正の専門医などと連携をとっていますので、より高度な治療が必要な場合は、各専門医をご紹介しています。